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花郎(ファラン)|화랑

KBS 월화드라마 화랑 티저1(Teaser1):youtube

梨泰院クラスを見たらほとんどの人がパク・ソジュンをもっと見たくなるのでは?というのがわたしの周囲集計なのですが皆さんはどうでしょうか?わたしもそうでした。一つ前のドラマレビューで キム秘書はいったい、なぜ? について書きましたが、わたしのファーストパク・ソジュンは 梨泰院クラス で、その直後に見たのが花郎(ファラン)でした。

花郎とはなんぞや

NHKのドラマでやっていた チャングムの誓い は親戚の家に行くと一緒に見ていたのですが、自分が見ようと思って初めて手を出した韓国の時代劇です。花郎は、実際に新羅の時代に存在した国王の親衛隊の呼び名とのこと。日本でも同じようなものがあったり、文化圏が異なるヨーロッパなどの国でも原始的社会には存在していたものらしいです。男性の戦闘目的の精鋭部隊の集団みたいなものでしょうか?ドラマを見ている感じでは、リーダーとなることを期待される文武両道の皆さんという印象でした。

様々な個性を持った魅力的な若手俳優が多数出演

このドラマのひとつの大きな魅力は、ドラマのタイトルである「花郎」として出演する若手俳優たちです。日本でも、近年(なのか?)少女漫画のドラマ化で「ごくせん」「花ざかりの君たちへ」など、注目の若手俳優が一同に出演するドラマがヒットしましたが、花郎もきっとそういう立ち位置なんだろうなと思って見ていました。余談ですが、韓国では日本でもヒットした「花より男子」が非常に人気だそう。わたしの大好きなSHINeeもOSTに参加していたようです。花郎は、パク・ソジュンが花郎で同じ部屋で生活をともにすることになる4人のうち2人がアイドルグループに所属するメンバー。さらに部屋は異なりますが、パク・ソジュンに人懐っこくついてまわるのはBTSのテテことVです。VとJINでOSTにも参加しています。今あらためてOSTを眺めていたら、パク・ソジュンとパク・ヒョンシクもOSTに参加していました。パク・ヒョンシクはもともとグループでもボーカルだったようですが、パク・ソジュンは歌も得意なんですね。そういえば「キム秘書はいったい、なぜ?」でも歌を披露していました。

梨泰院クラスの長(チャン)会長も出ている

梨泰院クラス 視聴直後だったわたしにとって、序盤で最も刺さったのは土下座させたがり屋でおなじみ(←)のチャン会長も出演していたところでした。しかもチャン会長と全く異なる役どころで出ていてびっくり!でもチャン会長のときから民族衣装のような羽織を着たりしていたので、時代劇への違和感はなぜか薄かったです。そのあと見た 秘密の森 に出ていたときのバッチリスーツのエリートみたいな出で立ちのほうがかなり衝撃でした。チャン会長…意外と若くてスタイルいい!と思いました。チャン会長ことユ・ジェミョンさんは、役柄ごとに本当に別の人みたいになるのでびっくりします。花郎ではパク・ヒョンシク演じる実在の王サムメクチョンの側近の役でとってもユーモラスな人物でした。チャン会長については、なにひとつ同情の余地もないと思っていましたが、花郎でのユ・ジェミョンさんは最高に大好きな役柄になりました。

内容は一言でいうとズバリ恋と友情たっぷりの青春時代劇

最初は女王のひとこえで集められた若者たちですが、最初はそれぞれに思惑があって集まっておりうまくいきません。さらにパク・ソジュンは本来なら花郎に入れるような育ちではないため、花郎育成のために課せられる課題に四苦八苦します。それでももともと持っていた機転の良さや身体能力を使って少しずつクリアしていき、周りの仲間とも気持ちを通わせるようになっていきます。

相関図はNHKにありましたのでそちらを…

さらにやはりこれだけ若い男性が集まると恋は欠かせないわけですが、パク・ソジュンは花郎に入る前に再会した生き別れの妹のアロとお互いに思い合うようになります。兄妹なのに思い合う二人…切ないですね。そして自分の本当の身分を隠しているパク・ヒョンシクもヒリヒリした自分の生い立ちゆえよく眠れないのですが、アロといると気持ちが緩みよく眠れることに気付き、アロに心を寄せます。アロは、明るく機転がきき超愛嬌たっぷりの女の子なんですが、恋愛絡むといちいちめそめそしていて、なぜこの子モテるの…と思ってしまいました(オイ)。多分これを見る前に見たドラマの女性キャラが、

愛の不時着の
ユン・セリ(勇敢・会社社長・負ける気しない)
梨泰院クラスの
チョ・イソ(未来は自ら掴み取る!負ける気しない)
オ・スア(運命に負けないしたたかさ・でも自分のために一歩踏み出す!)
ヒョニ(自分を信じてくれる人のために自分に自信を持って戦う強さを手に入れた!)
トッケビの
ウンタク(別れの傷を抱えてひとりで生きていく強さ・明るさ、周りの大切な人への優しさ)

で延々自ら未来に向かうスタンスばかりだったので、急に現れたいわゆる「どちらかというと受け身」なスタンスに面食らったのかもしれません。恋愛が絡んでないときの様子を見ていると、明るくて優しいし、ひょうきんさもあって、周りの人から愛されるんだろうな〜とは思ったんですけど…。でも好きな人を前にすると素直になれないとか、ふてくされてしまうとか意外と現実的な描写だったのかもしれないと今思いました。何はともかくこの三角関係については、少女漫画でよくある感じの王道な展開です!同じ王道の展開だと、SHINeeミノが演じるスホ(めちゃくちゃプレイボーイだが男らしい暑苦しさもある)の妹スヨンと、花郎メンバーでありながら、親の権力闘争では敵サイドのパンリュ(冷静沈着で生真面目)とのコメディのような恋のほうがかわいかったですね。スヨンが明るくおちゃめでパンリュが生真面目なので振り回されて心惹かれていく様にほっこりしました。

あとテテのかわいさとパク・ヒョンシクの美しさ

恋の行方も並行して描かれますが、基本的には花郎の若者たちの成長ストーリーを楽しむドラマでした。彼らが寝食をともにして、大小様々な問題をともに解決していくうちに親しくなっていく様子は見ていて温かい気持ちになってきます。また、鍛えられた肉体を披露したり、何故かダンスを踊るなど、出演しているメンバーの魅力を活かすような演出も随所でありました。

また、その時点ではよく知らなかったBTSのテテのかわいさがすごいです!花郎にふさわしいとは言えないどちらかというとインドア気質でおとなしめの少年ですが、部屋の人たちとうまくいかず別け隔てなく接してくれるパク・ソジュンに興味を示してチョロチョロついてまわります。後半ではだんだん芯の強いところも見えるようになり、この話の中で個人的に超衝撃受けた悲劇にも巻き込まれることに…。

さらにこの人絶対強いね!なんかもうみんながついていっちゃうね!という切り込み隊長オーラ全開のパク・ソジュンに対して、パク・ヒョンシクの弱さの中の強さというか、品のいい強さ?が対比で効いていたのもよかったです。パク・ヒョンシクはこの時初めて知りましたが、とにかく花郎の紛争がかっこいい!!美しい!!これはすべてを通しても言えますが、当時の絶対動きにくいよね?みたいな袖や裾の衣装で刀を振り回したり戦闘したりもしますが、その裾や袖のひらめく感じがダイナミックさにつながっていて、かっこよかったです。

花郎の若者たちの成長の末のクライマックスは感慨深いものはある

全体はいわゆる権力争いの話です。権力者達って勝手だし馬鹿だな〜という思いに尽きます。権力者や地位を狙うおじさん全般がパク・ヒョンシクのお母さんや、花郎メンバーの親だったりするわけですが、巻き込まれていた若者たちが成長して最終的に意志を持って動くようになっていって迎えるクライマックスは感慨深いものがありました。急に成長したな…感はありましたがまあなんでも細部まで描けばいいってもんでもないですしね。

時代劇としての重厚さやストーリーが綿密で目が離せない!みたいなハマるドラマではないのですが、花郎メンバーの様々な個性を見ていると元気がでてくるし、励まされるような言葉・やりとりも散らばっており、時代劇なので現実からもちょうどよく離れているので気分転換に気軽なものがみたいな〜って人におすすめのドラマだと思います。

↑※amazon プライム・ビデオで配信されています

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