ハン検5級!受けてきました!|2021年 春季 第55回 「ハングル」能力検定試験

去る6月6日に、ハン検5級の試験を受けてきました!初めてだったので、緊張するかと思いましたが、仕事や学校のための資格を取る!とかではなく、純粋に自分の好奇心のための実力テストなので、緊張することもなかったです!むしろワクワクドキドキな感じでした。ひさしぶりにマークシートでの試験だったので、それもちょっと興奮しました。

無事に受験を終えましたので、ここまでのあゆみをまとめてみようと思います。

韓国語を勉強し始めたきっかけ

韓国ドラマにハマったのが2020年の4月の初頭、単語を拾って覚え始めたのがちょうど5月くらいで自己学習を初めてちょうど1年くらいでした。自己学習なので、正直どのくらいのレベルなのかさっぱりわかっておらず。韓国語の勉強法を発信している すずこりあ さんの下記の記事を読みました。

これでハン検5級が一番難易度低いんだね!と思って、ハン検5級に申し込みました。その後、ハン検の参考書を購入し早速勉強を開始することにしたのですが、申し込みのタイミングと試験日を考えて申し込んだわけではなく、Twitterで今申し込み受け付けてますよ、期間短いですよ〜というのを見かけたからでした(いきあたりばったり)。でも何か実力試ししたかったのでしゃあない!試験日までひと月くらいしかなかったので大丈夫か不安でした。

ハン検5級の受験を決める前にやっていたこと

わたしが韓国語を学び始めたのは、韓国ドラマやKPOPのコンテンツを見ているうちに、いくつか言葉を覚え始めたことがきっかけです。ドラマの広報やKPOPのカムバックに向けたティザーなどに日本語の訳がないことが多いのですが、ハングルの字幕がついていたりします。iPhoneでハングルのキーボードを出して、一文字ずつ検索し、意味とついでに簡単な文法も覚えたりしてきました。「語尾がこうなったら敬語で、タメ語はこう」とかそのくらいの知識です。

全部聞き取るのは無理でもせめて字幕の文字が読めるようになれば多少は内容理解できそうと思いはじめました(楽観的)。

韓国語の単語をひたすら検索して記録、単語帳として使うためインスタグラムをスタート

この時点では、わたしの単語の覚え方は、
・番組の字幕で使われていた言葉があった時
・日常の中で言いたい言葉が思いついた時
iPhoneで韓国語を検索してメモを取る。というものでした。

単語だけでなく、簡単な文法や挨拶なども一緒に調べていたので、それもメモ。

「単語と簡単なイラスト」と「意味」の2枚の写真をセットで上げていけば単語帳になるな…と思って、インスタグラムを始めました。このブログにもリンクしていますがこんな感じのページです。

https://www.instagram.com/bright_g00d/

投稿は基本的に名詞と動詞と形容詞中心で単語とその意味。時々助詞などについてもあげています。

ストーリーには
・新しく知った文法<문번 메모>
・写真と簡単な韓国語での記録文<사진랑 일기>
・韓国語だけの日記<사소한 일기>
の3種をアップするようになったので、それはまとめてあとから眺めることができるようにしています。

今、SNSやブログで韓国語の文法や単語の意味を発信しているアカウントもすごく多くて、それらをどんどんフォローし日々SNSを見るたびに新たな言葉を覚える状態でした。でも体系的なものではないので、文法学習として物足りないというか、効率が悪いかも?と思い初めました。

一旦文字の読み方、書き方と簡単な文法は一気にまとめて覚えよう!

と思い立ち(今更)、下記の参考書を購入。

これでハングルの文字の構成と発音を改めて勉強。さらに簡単な文章の作り方を覚えました。

韓国語と日本語は文法がそっくり&音の成り立ちは英語と似ている=言葉の考え方のベースがあるなと感じる

多くの語学学習情報にさんざん書いてあることですが、韓国語と日本語は文法がかなり似ています。日本で学校に通った方は英語学習をしたことがあると思うのですが、英語のつまづきポイントに、文法が日本語と違うので、単語を覚えるだけでは正しく伝わる文章を作れないということがあると思います。少なくともわたしはそこがネックだったんだと韓国語を勉強し始めてから気づきました。韓国語は、深く考えずに日本語で言いたい文章をそのまま韓国語の言葉に入れ替えて作れば概ね通じるため、基礎的な活用ルールさえ覚えれば文章を作ること自体はできるようになりそうと思いました。

また、ハングルの文字は覚え始めるまで何一つ読めませんでしたが、それぞれのパーツが子音と母音に分かれており、それが組み合わさって文字ができており、子音と母音の数は異なりますが英語の読み方のルールと同じなんだと気づきました。先に書いた通り、わたしは英語の文法についての理解がまだ足りないですが、読み方のルールは理解できていたので、ハングル文字の子音と母音のそれぞれの形を記憶すると、だんだんと読めるようになってきました。そうなると、出演者が話した言葉と、表示されている文字がリンクして見聞きできるようになってきます。

活用ルールや、長い文章を作れるようになるのはまだ先だと思いますが、単語をたくさん覚えれば、意味を繋げて言ってることが理解できるはずなので「韓国語は、英語を勉強したことがある日本人にとってかなりわかりやすい言語」なんだなと気づいて、俄然やる気がわいてきました。

文法を網羅していこうと思った(単語の積み重ねは平行)

ここまでの学習で簡単な文章の作り方の基礎や覚えました。でもそれだけで日常会話やドラマのセリフを作る(=理解する)ことは難しいです。こういう言い方はどうするんだろう?が毎日どんどん浮かんでくるので、単語の暗記は並行しつつ、次は文法を順に覚えられるテキストを購入しました。

韓国語学習者の先輩たちのブログやSNSを検索すると色々なおすすめテキストが出てきますので参考にしてください。わたしはそのようなおすすめをザッと見たあとで、書店で実際に中身を確認し、下記のテキストを選びました。

選んだ理由は、

  1. 「文法」トレーニングというタイトルになっている通り、文法がひととおり網羅されている
  2. 各レッスンで覚える文法が知りたいと思ったことがあるものと一致していた&ボリュームが大きくない
  3. 各レッスンごとに解説→問題になっていて、覚えたことを復習してひとまとまりで毎日すすめられる
  4. 開いた時の文字の配置や色・図のバランスが過度に装飾されていなくてシンプル
  5. (別冊がついていた)重要文法のまとめと単語リストもついているのでひととおりとおったあとにも使えると感じた

の5つです。全部やると主要な文法を覚えられて、毎日30分くらいずつ取り組めるボリュームがベストだな〜と思っていました。

4つ目のデザイン面は好みがあると思います。わたしが選んだものは、初心者向けのテキストの中では無骨なタイプのデザインだと思います。わたしはすでに勉強する気十分だったので、テキストの中身はストレートでわかりやすさ重視なものがよかったので満足しています。

まだちょっと勉強する気持ちが定まってない方や、勉強って思う気持ちがなく進められる方がいいな〜という方は、同様の内容でもいろんな色や装飾を使って楽しい雰囲気を演出したテキストも多く出ているので、書店へ行って比べると目的に合うものが選べると思います。

ハン検5級の勉強は基本これだけ

そして具体的なテストの内容に合わせた勉強はこちらのテキストを使いました。

ハングル能力検定試験5級完全対策 [ 林京愛 ]
created by Rinker

こちらで最初にプチ模擬試験というのがあって、現状確認できるんですが、なんと…最初の段階でほとんど解けることがわかりました。

意外と身についている・・・

実は、ハン検申し込みの段階で、4級と5級を併願できたんですが、どう考えても初級だと思ってたので、後悔。せっかく勉強するなら若干無理するくらいがいいなと思ったのでちょっと失敗。でも、発音の変化についてとか、用言の活用など苦手な部分がわかったし、ひとまずテキスト一通りやって挑みました。

リスニングテストはトレーニングしておいて良かったと思います。問題文もゆっくり読んでくれるし、回答時間も十分あるのですが、練習してなかったらテンパって解けなかったかも。

プラスの学習

これはハン検を受けると決める前からやっていたのですが、キクタンの韓国語版を車で聞いて発音も真似して耳と発声を練習中。これも、ハン検前は5級に絞って聞いてました。キクタンは、動詞の変化を音で羅列してくれるので耳で覚えられるので、リスニングに直結するところもおすすめです。

それからアプリでの隙間学習もわたしにはかなり効果出ています。詳細は下記の記事にまとめています。

次はハン検4級にするか、TOPIKにするか迷い中。引き続き学習は続けていきます。